今年もそろそろ終わりなんで、今年あった出来事を振り返ってみました。
1. メディアワークス文庫、創刊
アスキーメディアワークスから大人向けのメディアワークス文庫が創刊されました。
1ページあたり38文字16行と、たいていのラノベよりも少ないのが気になります。
出版社の営業努力により、ラノベ棚ではなく、一般棚のほうに置かれていることが多いようですが、どう見てもラノベ棚に置いた方が売れそうな気がします。
2. 富士見ミステリー文庫、休刊
昨年から刊行点数が減っていき、3月に「ROOM NO.1301」「SHI-NO」の完結をもって休刊となっている模様です。
ほかにGAMECITY文庫も休刊のようです。
4. Twitter参入、相次ぐ
今年は多くのラノベ作家がTwitterを始めるようになりました。作家以外にも「http://oreimo.dengeki.com/:title=俺の妹がこんなに可愛いわけがない」、「http://www.kadokawa.co.jp/matsudai/:title=末代まで!」のように、作品のキャラクターでTwitterのアカウントを作成するようにもなっています。
5. 『このライトノベルがすごい!』大賞、創設
毎年「このライトノベルがすごい」を発行している宝島社より、『このライトノベルがすごい!』大賞が創設されました。
大賞の賞金が500万と高額で、受賞作は出版されるとのことですが、どんな作品が出てくるか期待しています。
6. キネティックノベル大賞、創設
こちらは、「神曲奏界ポリフォニカ」も出ているビジュアルアーツのキネティックノベルより、キネティックノベル大賞が告知されました。
シナリオ部門大賞の賞金が500万で、GA文庫または一迅社文庫で出版だそうです。GA文庫、一迅社文庫のどちらで出版するか判断する基準が知りたいです。
7. 電撃文庫、1億部突破
電撃文庫が11月に発行部数1億部突破したそうです。
ですが、1億部突破のキャンペーンを半年も前から行ったのが気になりました。実際に1億部になるまでは「突破」の文字は入れて欲しくなかったです。