ファンタジア文庫の新整理番号について思うこと 番外編

角川文庫の夏の100冊の中にフルメタの1巻が含まれています。これまで読んできたことはありませんが、表紙イラストも新しいものになっていて興味をもったので購入してみました。

帯に「発見。ファンタジア文庫 夏の100冊」と書かれていて、ファンタジア文庫が夏の100冊のキャンペーンをしているように見えるのが違和感を覚えます。
実は、表紙だけでなく背表紙も変わってます。

見づらいですが、「フルメタ」の文字が書かれています。これは持ってないので載せられませんが、既刊にはありません。
ファンタジア文庫の古い書籍の特徴として、背表紙に副題だけ書かれていて、シリーズタイトルが書かれていないものが多いです。近頃のシリーズはどれも背表紙にもシリーズタイトルが入っていますが、古いシリーズは入ってないものが多いです。例えば「フルメタ」と「スレイヤーズすぺしゃる」などです。実は、自分も以前フルメタに興味を持って買ってみようかと考えたことはあったのですが、本屋に行って探してみても、「フルメタ」の文字を見つけることができずにそのまま興味が失せてしまったことがあります。
今年になってスレイヤーズも新装版がでましたが、以前はなかったシリーズタイトルが背表紙にも書かれてます。

実は客の立場では、新整理番号より古いシリーズにも背表紙にシリーズタイトルを追加することを望んでるんじゃないか、と考えてしまいました。実際、古いシリーズはどうなるんだろ?